院長コラム

よつ葉だより

2004年4月~ 生活協同組合 よつ葉会会報「よつ葉だより」に掲載されていたコラムをご紹介します。

歯の健康(その1)  『歯のお手入れ』

2004年4月/No.172
 毎日の歯のお手入れで気をつけなくてはならないのは、夜は必ず歯を磨くことです。ムシ歯も歯周炎も夜間に進行します。昼間は水やお茶を飲んだり、話をしたりすることで、唾液(つば)が出るので、口の中は洗い流されていますが、夜間はこれができません。夜の歯磨きは必ず行いましょう。
 その時に注意するのは、歯磨き粉をたくさんつけすぎないことです。量は、米粒の1個分程度でよいのです。たくさんつけて強く磨きすぎると、自分で自分の歯を傷つけてしまいます。歯がしみる症状の知覚過敏も、歯磨き粉中の研磨剤という成分が関係しています。
 磨き方は、歯の表や裏、そして両脇までしっかりと歯ブラシを当てて磨きましょう。お子様の歯磨きをしているお母さんは、特に歯の両脇をよく磨いてあげましょう。また、ムシ歯の予防として、キシリトールのガムが効果的です。L社のキシリトールガムは、歯科医が研究し開発に参加しました。キシリトールは、白樺などの木の構成物から作ります。その役割は、酸を生産しないこと、付着しにくいプラーク(歯垢)にすること、ミュータンス菌のコントロールをすることです。このため食後に、キシリトールガムを咬むと、ムシ歯になりにくいのです。
 さらに砂糖の入った甘いものをダラダラと食べると、ムシ歯になりやすく、ケーキを1時間かけてダラダラと食べるよりも、すぐに食べ終わる方がムシ歯にならないといわれています。
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