院長コラム

よつ葉だより

2004年4月~ 生活協同組合 よつ葉会会報「よつ葉だより」に掲載されていたコラムをご紹介します。

歯の健康(その10)  『タバコと歯周病』

2005年1月/No.181

 タバコを吸うと、歯周病が進むと言われています。タバコを吸う人は、歯にタールが付着します。これは発ガン物質です。また、ニコチンのために、歯ぐきが暗い紫色になり、血行が悪くなります。そして、歯周病も治りにくくなるのです。
 さらに、歯ぐきに、黒色のメラニン色素が沈着し、黒いシミのような歯ぐきになることもあります。
 注意したいのは、タバコを吸わなくても、受動喫煙で、この歯ぐきの着色は生じるということです。親が喫煙者のときには、子どもの歯肉にあらわれることもあるそうです。
 禁煙を始めると、3ヶ月で歯ぐきの状態が回復し、1年で心臓疾患の危険度が半減し、18ヶ月で肺の中のタールや有害物質が浄化されるそうです。歯と健康を考えると、吸わない方が良いのですが、タバコはストレス解消になるとか、血管収縮作用がダイエットになると言う人もいます。
 いずれにせよ、吸う場合はマナーを守り、吸いすぎには注意しましょう。

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