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歯科用CTって何?わかりやすく解説します!

インプラント  / 一般歯科

歯科診療において、歯科用CTは重要な役割を果たしていますが、その詳細や利点がよく分からない方も多いのではないでしょうか。この記事では、歯科用CTの基本的な概念や利点、使用方法についてわかりやすく解説します。

従来のパノラマレントゲンとは?

  1. 従来のパノラマレントゲンは、歯や周囲組織の構造を2次元で観察することができます。
  2. わかりやすくいうと写真と同じであり1方向からしか観察できません。顔写真でいうと正面からの証明写真のみでは、正面からの顔はわかりますが横顔の様子は観察できません。この理屈でいくと正面からで大体はわかるのですが稀にある横から見ないとわからない異常の場合、見落としてしまうというリスクがありました。
  1. 歯科用CTとは何か?

  2. 歯科用CT(コンピュータ断層撮影)は、歯科医院での診断や治療計画に活用される画像診断装置です。通常のレントゲンよりも詳細な画像が得られ、歯や周囲組織の立体的な構造を3次元で観察することができます。これにより、いろんな方向からの観察ができるため、歯科医師は歯の根の状態や周囲組織の異常をより詳細に把握することができます。また、インプラント治療や歯周病治療など、正確な治療計画の立案に役立ちます。そして歯科用CTを導入している歯科医院はまだ少なく全体の10~20%だと言われています。
  3. 歯科用CTの撮影方法

  4. 歯科用CTの撮影は非常に簡単です。患者は装置に頭を入れて数秒間静止するだけで、撮影が完了します。痛みや不快感はほとんどなく、安全性が高いのも特徴です。

  5. どんな症状や治療に使われるの?

  6. 歯科用CTは、さまざまな症状や治療に活用されます。例えば、歯の根の形状や位置を把握するための根尖病変の診断、インプラント治療のための骨量や骨質の評価、歯周病の進行度の確認などに使用されます。

  7. まとめ

  8. 歯科用CTは、歯科診療の精度と安全性を向上させる重要なツールです。患者にとっても、より正確な診断と治療計画が立てられるため、安心して治療を受けることができます。当院でCTを用いた治療のメインとしてはインプラント治療が挙げられますのでそちらもご確認ください。

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